栴檀(せんだん)は双葉より・・・。

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年初来、地域の小学校二校、中学校一校で講師での講演が進行中です。

「夢を育む出会いの活動」の一環です。

小学校では4年生から6年生、中学校では3年生にお話しをします。
 
 
ご依頼を受けて小学校の生徒さんに「どんな話をすべきか?」迷いました。

因みにお題は「夢を持つ」です。

 

子供の頃の話をしたり、

学校を卒業して3年1ヶ月東京の建設会社で勤めた話をしました。

・・そうそう静岡県の現場で所長と主任さんから退社時に餞別としてパターを頂いた話をしました。


 
 

後半は「仕事をしてきて楽しかった事」みたいな話をしました。

・・・驚いたのはある小学校で質問が次々と出てきて、時間切れになったことです。

質問内容も

・・・何時から何時まで働いていますか?

・・・お給料はいくらですか? 

・・・学歴は?

・・・一番印象に残っている事は?

・・・一番嬉しかった事は?

・・・「仲間に助けてもらった事」で印象深い事は?

段々質問が核心に入り、「そこを突いてくるか?」みたいに舌を巻きました。

別の小学校から頂いた作文もかなり正確に話の内容を理解されていました。

字もとても綺麗に書けていました。
 
 
「栴檀(せんだん)は双葉よりも芳し」(白檀=びやくだんは発芽の頃から香気を放つ。大成する人は幼少の時からすぐれているというたとえ)

とは良く言ったもので、小学校高学年ぐらいになると全く大人と対等あるいはそれ以上に感じました。

眼をキラキラとされた光景も印象に残りました。
 
 

 
 
講演の最後に児童代表で挨拶されたのが弊社の社員の子息のGちゃんでこれはこれで嬉しかったですw

水害の頃は会社の横のマンションに仮住まい中でたまにGちゃんのキャッチボールのボールがコロコロと会社の構内に転げてきた事を思い出しました・・・。
 

 
 

やまはしろがね・・・♪

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二月四日の立春の日はのんびりと起き出して、手帳を開く。

・・・「!」

早朝に起き出して立春のお札を書くのを忘れていた・・・。。

直ぐに墨を摺り、半紙を整えお札を書き出す。

半紙数枚にお札を書く。

ようやく書き終え家の柱に古いお札と貼り替える。

・・・何故か「奥の細道」の芭蕉の出立の処を思い出す・・・・
 

・・・・月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行(ゆ)きかふ年もまた旅人(たびびと)なり
舟の上に生涯(しょうがい)をうかべ、馬の口とらえて老(おい)をむかふるものは、日々(ひび)旅(たび)にして旅(たび)を栖(すみか)とす。
古人(こじん)も多く旅(たび)に死(し)せるあり。
よもいづれの年よりか、片雲(へんうん)の風にさそはれて、漂泊(ひょうはく)の思ひやまず、海浜(かいひん)にさすらへ、去年(こぞ)の秋江上(こうしょう)の破屋(はおく)にくもの古巣(ふるす)をはらひて、やや年も暮(くれ)、春立てる霞(かすみ)の空に白河(しらかわ)の関こえんと、そぞろ神(がみ)の物につきて心をくるはせ、道祖神(どうそじん)のまねきにあひて、取(と)るもの手につかず。
ももひきの破(やぶ)れをつづり、笠(かさ)の緒(お)付(つ)けかえて、三里(さんり)に灸(きゅう)すゆるより、松島の月まず心にかかりて、住(す)める方(かた)は人に譲(ゆず)り、杉風(さんぷう)が別墅(べっしょ)に移(うつ)るに、

  草の戸も 住替(すみかわる)る代(よ)ぞ ひなの家

面八句(おもてはちく)を庵(いおり)の柱(はしら)にかけ置(お)く・・・
 

・・・まぁ・・・どうでもええか・・・。

 
 

約束の時間になったので家内にせかされながらスキーに出発。

孫を途中でピックアップ。

スキー2年目で片方は何とか曲がる。

家内は動画を撮ったり写真を撮ったりと忙しい。

雪模様ながら何とか滑る。


 

 
 
翌週も彼とのんびり二人で滑りにゆく。

緩い斜面で滑っていたが、途中で「上に行こう!」とのことで北壁の上に上がる。

急斜面をリフトは上がる。

何とか比較的ゆるめの中央ゲレンデを滑り降りる。

何回も繰り返す。

帰りの車中Jazzをかけていると何故か後ろの席で機嫌良く、メロデイーと関係ない鼻歌を歌っているのが可笑しいw

 
 

新春

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あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

皆様方にとって素晴らしい年になります事をお祈りいたします。
 
 


“Byron Bay “ photographed by Akiko Morita

 
 
 
年末年始ともに穏やかな天候となり家庭内でも諸々の行事が進んでいきました。

今年より社内の虚礼廃止で社内間の年賀状を廃止しました。

年賀状書きがあっという間に終わりこれはこれで有り難かったです。

お正月は大晦日に届いた「ギリシャ人の物語 ⅠⅡⅢ」塩野七生著を読み始めました。

ローマ人の物語」に続いて「ローマ亡き後の地中海世界」「レパントの海戦」「ロードス島攻防記」を読んでたまにネットに出てこられる塩野七生氏のインタビューの記事に興味をもって取り寄せました。

紀元前8世紀頃の民主政の萌芽、興隆そしてその間のアテネ・スパルタ等の都市国家連合とペルシャ帝国との戦いなどが書かれております。

未だⅡに入ったところですが、現代社会の政体に充分に通じ比較されうる興味深い著書です。

又「歴史の父」と呼ばれるヘロドトスの「歴史」が同じ時代の歴史や風俗、伝承を書いているので読み比べてみるのも面白いかと思います。(読みかけで途中でほおってありますが・・・。。)

そして、読みながら常に頭の中に漠然とある「歴史ってなんなんだろう・・・?」という事をゆっくり考えてみたいと思います。

 

 

 
 

 
 
 

深謝

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いよいよ今年も残り少なくなって参りました。

昨日は月1回の品質パトロール。

役員で手分けして各現場を廻ります。

一宮(愛知県)→舞鶴→福知山のコースでした。


 
名神高速道路から見える冠雪した伊吹山です。

身の引き締まる眺めですね。 
  
 

一宮では工場の基礎配筋中でF君が元気に頑張ってくれていました。 

・・・「お弁当を現場へ配達してもらえるようにしましたがお味噌汁がやはり赤味噌でした。」

彼の会社へのレターから・・・

 

土工業者の職長さんに挨拶。

私も前の現場からなので顔なじみになりました。
 

 
 
今日は空き時間を利用して綾部上林方面にお客様の挨拶に伺う。

先に上杉町の法人さんに伺い峠を越えて上林へ。

今日もよく晴れており、寒気の中気持ちがよい。

途中、仁王門跡の看板や古式ゆかしい神社などがあり歴史の古さを感じる。

中上林のお客様は生憎お留守。

高台の玄関前からの冬の集落の眺めがよい。
 
 

日を改めることにして街道を走る。

途中「そば四百年屋」の看板が目に入る。

「まさか開いてないな・・・」と思いつつUターンしてお店の敷地に入る。

「!」

四百年前に建てられた古民家を改装して営業されている。

ストーブで暖められた座敷に通された。

先にそば湯が出てきた。

暫くすると一斤半のセイロ蒸しそばが出てきた。

大きな座敷で一人ぽつねんとそばをすする。
 

何とも言えない贅沢な時間・・・。 
 

多くの皆様方にご支援して頂き今年も年が暮れてゆく。

感謝、感謝です。
 

 
 

些事多能(さじたのう)

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火曜日。通勤途中に坂の上で後輪がパンク。。

パンクの多いサイクリング車故、あらかじめ携行していた携帯ポンプを使い空気をさす。

薄暗く朝靄が深い。

「ウ〜ワン!ワン!」

「あ~おはよう・・・、おはよう・・・♪」

散歩中の犬が寄ってきて吠えたてる。

犬のご主人も怪訝そうにのぞき込む。

「パンクしまして・・・。。」

・・・朝礼の時間が気になる・・・。

空気をある程度満タンにして一気に坂を下る。

一宮神社を過ぎてR9号の橋の下でエンプテイー・・。。

自転車を押して会社に到着。

夕刻、四苦八苦してチューブの入れ替え。

「社長の自転車、ようパンクするなあ。」

ニヤニヤして社員が近づいて来る。

・・・・無視して、、セッセとやるべき事を行う。
 

 
 
 
先週の土曜日。神戸で神戸店のO君と元篠山店のMさん(旧姓)の婚礼。

披露宴での挨拶を練習しながら家を出ようとすると、何故か上着の上のボタンがはずれそうになっている。

慌てず騒がず、裁縫箱を出して黒の糸を出して針に通そうとする。

目が見えなくて苦心惨憺・・・・。。

通らないので毛糸を通してあった針!でグサグサと縫う。

何とか補強w

・・・今回は新郎新婦がヨネダでしたので、ヨネダ社員、家族が都合31名も参加。

二人の幸せそうな様子にとても嬉しかったです。
 
 

 
 
月曜日。休み明けは恒例の早朝の役員会。

早めに起き出してワイシャツを着ようとすると、またもやワイシャツの袖のボタンが1個とれている。

またもや慌てず騒がず、根気よく針に白糸を通す。

ギチギチに縫い、暗い中自転車のランプを点灯して会社へ・・・。
 
 

 
 
「些事多能」(さじたのう)とは良く言ったもので、不器用なれども何でも自分で出来なければ・・・・と思った次第。

あっ・・・!それと時間に充分余裕を持つことも・・・w