飾磨工場

ブログ

飾磨工場2ほぼ1年がかりで準備したK製作所様飾磨工場の地鎮祭が、快晴の中、姫路市の姫路港に近いところで行われました。約4,500坪の敷地に1,500坪の工場を建設します。

会長様社長様はじめ幹部や社員の方々20名あまりがお見えになり、皆で心を一つにして、お祓いをしました。

社長様曰く

「うちの今までの地鎮祭はな、急に雹(ひょう)が降ったり、テントが風でひっくり返ったりするんや・・。終わったらな、何事もなかったように晴れるんや。」(笑)

とのことでした。

緊張しましたが・・、何事もなく無事終えることが出来ました。(笑)

1年間の打ち合わせのうちに、少し播州の言葉にも慣れ、遠く播磨灘の潮の香りを感じながら、我々も張り切って帰路につきました。

良きご縁に感謝感謝です。。

出来たての 夏雲かじる 麒麟かな 津田ひびき

百年も、一緒にいるようなことは・・。

ブログ

花会社に帰りましたら、以前にリフォーム工事を何回かお世話になった小谷ヶ丘の○○様が、季節の美しいお花を届けてくださいました。

「リフォーム部の新人の下賀茂出身の方が、米田組から届くニュースに『空と花と犬が好き』と書いてあったので届けました。これから頑張ってもらわんとね・・。また遊びに寄越してください。」とのことでした。

笑顔でお帰りになられました。お心遣いに、恐縮することしきりでした。

彼のブログを読んでみますと

「実家で飼っている犬。心の友です。」とのことです。

・・・

先日、上京の折、丸善で「聊斎志異(りゅうさいしい)」蒲松齢著と言う本を買い、読み出しました。中国の昔の92篇(全491篇の内)の寓話が載っており、狐や鬼や化け物と人間の交流のオンパレードで、巧みな空想力と優雅な話の展開にとても楽しめます。閻魔庁(えんまちょう)に行き来する占い師まで出てくる始末です。(笑)

以前に別の本で、この物語の中の「蛇人」という章を読み、いつかは読んでみたいと思ってました。

・・・蛇遣いが旅をしながら、蛇とだんだん仲むつまじくなり、蛇が大きくなったので、箱に入れておくことが出来ず、山で放してやる。

「行きなさい!百年も、一緒にいるようなことはないんだからね。これからは、大きな谷に身を隠して、神竜になりなさい。箱なんかに、久しくいて、よいものかい。」

その后、前の蛇が、深い林の中からつれてきた小さい蛇に、また芸を教えながら旅をする。次の蛇も大きくなったので山で放そうとすると、前回の蛇が迎えに来る。

蛇との別れ際に、蛇遣いが

「もと、おまいが、これを連れてきたんだから、また、これを連れて行くがよい。それに一言言い聞かせておきたいのは、深い山で、食い物は乏しくないのだから、旅人を騒がして罪をおかすんではありませんぞ。

と蛇に言って聞かせる。・・・

彼も実家の犬とはそんな関係でしょうか?

聊斎志異

ちなみに、編訳者の立間祥介氏は、私が若年の頃、教室で「我是学生」などと、中国語を教えてくださった担任の先生でした。(ビックリしました。)

うちのエース

ブログ

エース爽やかな午前中、机に向かってましたら、隣で○槻課長の電話で応対する声が耳に入りました。

「・・・はい・・。・・・『エース曲師』ですか・・『エース曲師』はですね・・・。」(笑)

どうやら、三田の化学薬品工場の工場長さんと話をさせて頂いているようです。

3期に分けて工事をお世話になりました。

「工場の中を見て欲しい。」というご依頼です。

○槻課長に聞いてみますと、

「工場長は工事を担当した曲師君のことを『エース曲師』と呼ばれるんですわ。彼が滋賀の現場に行っているのも知っておられるんですわ。カメラがお好きで・・、曲師君もカメラが好きで、二人で話が合う様子です。」(笑)

とのことでした。

・・

夕刻○槻課長が、彼に電話をかけてました。

「ご苦労様・・。晩ご飯食べたかな・・。(笑)ふ~ん。コンビニの弁当か・・・。」(微笑)

みたいな感じでした。

うちのエース?も皆様に可愛がって頂いて、本当に有り難いことです。。

林に住む?

ブログ

ハーレー

久方ぶりに明るいしゃれた喫茶店で但馬地方の工務店の○○さんにお目に掛かりました。年明けにご病気で入院されておりました。

勉強会でご縁があり、ドイツのミュンヘンの工業見本市にもご一緒しました。先日電話を頂き、松山への出張の途中であったたため、帰郷後お電話をしました。

お元気そうで一気に話に花が咲きました。
 

「昨年の秋に息子に社長をゆづって・・。お陰で業績も堅調で・・・。部下の大工や監督にやかましく指導してきて、信用が・・・。」
 

「会社は用事がないと行かないで・・・。急に自由になるととまどって・・・。習字でもやろうと思っております。」
 

「米田さん。インドには林住期という考え方があって、力を抜いて生きる時期ですわ。・・人生を4つの時期に分けて考えるようになっておって、・・学ぶ時期・家長として働く時期、林住期、そして遊行(遍歴)期・・ひたすら解脱?を求める時期・・・、ほら作家の何とか洋子さんがテレビで同じようなことを言っておって・・・。」
 

「ふ~ん??人間・・枯れていかなあかんわけやね。自然に逆らわんわけやね。」
 

「まぁ・・・。まだ生臭いかもしれんけどなぁ。」(呵呵大笑)
 

「女友達にゴルフレッスン一緒に再開しようかと言われて・・・、人間が少し枯れて・・・、悪い癖が抜けたかもしれんでと言われて・・。」(笑)
 

「昨日もメグロ(カワサキの単車)を乗ろうとしたら重とうてなぁ・・。以前は400キロのハーレーも平気で乗ったのに・・・。今は手放して・・あとは山道用のトルクの強いTRしか残してないで・・。」
 

・・・と、とても明るいお店の中でニコニコと笑顔でお話しして頂きました。

そんなに走らなくていいですよ・・・。

ブログ

 
「そんなに走らなくていいですよ・・・。」(笑)
 
 

大阪で某官庁の庁舎の中を時間が無く、思いっきり走っていましたら、思わず守衛さんが声をかけてくれました。

やっと、手続きを済ませて帰ろうとしましたら、窓口の係の女性が、

「明日朝9時から空いてますので、取りに来てください・・・。」
 

「えっ~!!」
 
 

・・ということであわてて、返信用の封筒を買いに、庁舎内の郵便局へ駆け下りる・・。
 

「ん・・?!」
 
 

廊下にどこかで見た事のある絵が・・・。
 

そう・・・司馬遼太郎氏の著作の「街道をゆく」の挿絵を描かれている画家の須田剋太氏のその原画でした。
 
 

佐渡の道

沖縄への道 南蛮船
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

前夜寝床の中で、丁度、くだんの本の須田画伯(司馬さんは画伯と記載)の挿絵を眺めていました。
 
 
 

洛北諸道
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

・・もっと沢山挿絵があったらいいのに・・・。」と思い夢路に入りました。
 

翌日、もっとも急いでいるときに、その絵を見るとは・・・!!