社長ブログ

非常好的朋友

趣味

昆明
中国雲南省昆明まで行って参りました。私の仕事の恩人となる○○さんとの2人旅でした。昆明は標高1,800Mくらいでベトナムまで南へ車で9時間くらいの処です。上海から国内線に乗り換えて行きます。

「四時春的」(年中春のような気候)でブーゲンビリアが咲き誇り、CHINA NO.1の評価のあるゴルフコースは「もののけ姫」の「山神」が最後に倒れる湖と同じイメージの湖が雄大に望めます。

「夜郎自大」(やろうじだい。故事に雲南省あたりに夜郎国があり「漢と自国はどちらが大きいか?」と漢の使者に尋ねたとあります。世間知らずの意)の言葉も当地から来ています。

ゴルフをしたり道教のお寺を見て歩いたりしました。

「你和他是非常好的朋友」(あなたと彼はとても良い仲間ですね。キャデイさん曰く)

帰郷後、ふと思いついてゴルフ場のHPにアクセスして御世話になった21歳の漢族のキャデイーさんに託してもらえるよう、写真を添付して送りました。便利なものでITの翻訳ソフトを使えば英文・中国文は驚くほど簡単にかけます。但し、主語をはっきり入れないと英文は全て「it」になってしまいます。

翌日リゾートの予約係の方から以下の電子メールが来ました。

「Dear Mr. 米田洋一,

We have received your information and have transferred to our golf Department.

Thanks and best regards,
△△ △△(お名前)
Reservation Dept.」

「私たちは、あなたの情報を受け取って、私たちのゴルフ部に移しました。
ありがとうございます、敬具」

恐るべし・・・「翻訳ソフト」。

蛍(ほたる)

自然

梅
とある夜、久しぶりに自転車で帰宅しました。家まで15分余りかかります。

「前回自転車で会社に来たのは何時やったかなぁ・・・。遠い昔やなぁ・・。止めると全然のらんし・・。フー。」(嘆息)

法川を越えようとしたところ、堤防になにやら虫取り網をもった子供の影法師が・・。

「!」

自転車を止めたら川にゆらゆらと蛍が飛んでおりました。

会社の近所を流れている法川には蛍が初夏の風物詩として舞います。

一昨夜も遅い時間に親しいお客様がPCの相談に会社にお見えました。見送りがてら会社の中庭に出て、冗談を言っておりました。

何かカイズカの植え込みでかすかに光る物があるので行ってみますと「・・・あらら・・蛍が・・・。」カイヅカの中におりました。風で流されてきたんでしょうね。

花鳥風月・・も良いものですね。

写真は会社の植え込みでとれた梅です。我が家で梅干しにします。

   青梅に 眉あつめたる 美人かな  蕪村

破竹(はちく)

ブログ

破竹1
日曜日で愛犬を連れて朝の散歩に出かけました。五月晴れで田植えの終わった田の上を飛び交う燕も気持ちよさそうです。

バイクの荷台に土嚢袋のようなものに入れた収穫物を積んでおられるお爺さんに出会いました。

「おはようございます。」

「おはよう。こんなもん、食べてか?」

山から破竹(はちく)を取ってこられたところで、お顔に見覚えのあるようなないような・・・お方ですが、有り難く分けていただきました。

「糠(ぬか)をいれてゆがくほどのこともないでぁ・・。なになに・・・、お礼を言うてもらうほどのことではないわ・・。」(笑)

帰りに家の生け垣を消毒中の○○君(奥さんが家内の友人)に出会ったんで少しお分けしました。

そういえば、近所の△△さんには休日に網野までいって採ってこられた海草(こんぶ?)をよく頂くし・・。(絶品!)

「与え与えられる」偉大な日本の文化かしらん・・。(妙に納得)

そんなことを思いながら少し豊かな気持ちで家に帰りました。

チェス

多謝

お客様

朝日 ピンク
夕刻専務から

「社長、○○さんにお礼言うといてよ。」

とのことでした。

「は~??」

「××町内の仕事で借地していた畑を地主さん立ち会いの下、返還したんですわ。地主さんが畑をしようと思ったら小石が多くて・・・。その話を知人に言われ・・・。その話の又聞きで(同業の)○○さんが聞かれて当社に連絡がありました。わざわざ○○さんが『僕が立ち会ってあげるわ・・。』ということで・・、無事立ち会いが済みました。ほんで、○○さんのお顔見られたら・・・。」

お礼の電話をしますと

「あんたに言うほどのこともないでなぁ・・。」と仰られました。

今朝も◎◎町からわざわざ80歳になられる補聴器をつけられたご主人が電車に乗られタクシーを乗り継ぎ会社まで数千円のリフォーム代金をお持ち頂きました。

「昨日お宅の担当の□□さんが集金にきてくれたけど用意してへんかったで・・。耳鼻科に行くついでに・・・。わからん処はタクシーで行きます。初めて米田組に来ました。」

とのことでした。

深く深く感謝致します。

  なにごとにおわしますはしらねどもかたじけなさに涙こぼるる      西行

煙雨

自然

茅の台 煙雨
市内の分譲地で住宅の地鎮祭がありました。あいにくのそぼ降る雨に新緑が煙っておりました。

「大神様にお祭りし・・・。今日の雨は恵みの雨・・。鍬入れのエイ!エイ!エイ!のかけ声は・・当家の弥栄(いやさか)を祈る栄のエイ・・。」(宮司さんご挨拶)

「雨降る中ではありましたが、靄(もや)がかかり神聖な雰囲気の中で地鎮祭が出来ました。」(担当者日報)

ご夫妻・かわいいご子息と関係者一同心をひとつにして工事の無事を祈りました。

分譲地からの小雨に煙る水田の眺めは「瑞穂の国」にふさわしい美しい風景でした。新緑みずみずしい山の端に煙雨たなびく様は一幅の絵のようでもありました。

年々歳々、季節の移り変わりを味わうようになり、自分がこの美しい風土にとけていくのを感じます。

  美人系の 朱線引かばや 燕(つばくらめ)      碧梧桐