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米田組社長ブログ

カテゴリー別記事: 自然

今も蛍が・・・。

2007年06月02日(土)

 ここ数日自転車での帰路、橋の上で目を凝らしています・・。

昨夜今年初めての蛍を発見しました。夜目にも遠く小川の岸の草むらから蛍がひとつふたつと舞っておりました。

 丁度その横で弊社所有のマンションを施工中であり、完成すれば廊下から初夏には蛍を眺めながら部屋に入ることが出来ることになります。

 国道9号線の信号で停車しながら車の光の列をを眺めているとき、「今も川面で蛍は舞っているのだ。」と不思議な感慨を覚えました。

蛍2

   春すぎて 夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 

                           持統天皇
  

2006年09月16日(土)

赤ちゃん 人相
熱海で某勉強会に参加してきました。2泊3日で15名くらいの参加者でした。毎年参加しており、今年は勉強の合間に壮大な熱海の花火大会を見たりと一人部屋で割合のんびりとした会です。

70歳くらいの経営者のご夫婦が参加されており、奥様のお顔を拝見した時、つくづく「良い人相をされているなぁ・・。」と思っておりました。

2日目の夕食をフランス料理レストランで食べました。〈旧南葵文庫)

くだんのご夫婦が私の前の席に座られ、お話しをしました。

なんともいえない良いご表情のご主人が軽くグラスを左右のテーブルに挙げながら、

「今宵は楽しく・・」とおしゃられるお姿も絵になっていました。

奥様が20年間お父上の菩提寺に写経に通われたそうです。

食事の最中にご主人が私に向かって、

「米田さん、良い人相されてますね。」とおしゃられました。

私としては丁度お目にかかった時に相手の方をそう思っていましたので、「!」少々驚きました。

先日もある法人に用事がありお二人の幹部の方にお目にかかりました。

落ち着いた良いお顔をされているので運営されている施設が安定して「良い経営をなさっておられるのだなぁ」と漠然と感じました。

昨夜も入社3年目の若い社員と話す機会がありました。高校を卒業してニコニコした少年の顔から、土木現場に出て、引き締まった青年らしい「少しいい顔になったなぁ」と思いました。

年齢と共にそんなことを感じるようになりました。

南葵文庫:紀州徳川藩の日本最初の西洋式図書館
「一二月一一日 午後南葵文庫に武鑑を閲覧す。風あり。雨黄昏に至りて霽(は)る。」(大正一二年)   断腸亭日乗 永井荷風

風神雷神

2006年07月16日(日)

虹 会社前
梅雨明けも間近で、連日のように「風神雷神」様が暴れられております。先日も会社近所でひと騒動あり、微弱電流のせいかエアコンや電話機がとばっちりを受けました。近所の取引のある○○サービス様の見慣れたアンテナの上部が黒くなっており、一瞬接触されたのかと思いました。

しばしの騒動の後、二重の虹を置き土産に立ち去られました。丁度大事な打ち合わせの前で吉兆とカメラを向けました。

外応と言いまして、物事を始める前に周りから子供の笑い声が聞こえたり、美しい景色が見えたりすることを良いしるしとするそうです。

     さみだれや 大河を前に 家二軒     蕪村

風神雷神図

雲湧きいでて・・

2006年07月10日(月)

トンボ 黒
朝礼の時に植え込みの中の暗がりで見つけた黒トンボ?です。優雅な羽根の羽ばたきはスローモーションのように見えます。

先日の糸トンボ(7/2)や蛍(6/11)の来訪と会わせて、我が社にも自然がたっぷりといった感じが致します。

閑話休題、先週末○○の台の分譲地で住宅の構造見学会に行っておりました。

とても暑い一日でした。

のんびりした見学会で、近所の小学生軍団から

「おっちゃん・・。すわっとるだけで、仕事なんかしてへんやんかん!」

と野次られながらも笑顔で一日を過ごしました。(汗)

高台から眺める雄大な里山の景色と朝方から日没まで刻々と変わる夏空の眺めは美しいの一言です。特に台風の影響か夕刻、山の端に雲湧きいでたるさまや夕刻のあかね色に染っていく夕空の眺めは雄大な自然の営みを感じさせてくれます。

帰りの車中、しみじみと空、いや宇宙そのものを眺めながらゆったりとした気分で帰りました。

茅の台 夕暮れ2

夏は、夜。月の頃はさらなり。闇もなほ。螢の多く飛び違ひたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。
(枕草子:清少納言)

梅雨晴れ

2006年07月02日(日)

糸トンボ 窓
土曜日の朝礼で○○君が話をされました。

「チラシを見て、車を見てみようと思いA社のディーラーへ行きました。担当の方が開口一番

『綾部の△△ヶ丘で建てた自宅の外構も実家のリフォームも御社の関戸君に御世話になりました。家族揃って関戸君のファンです。』とのことでした。

すっかりその気になって、銀行に自動車ローンのことを聞きに行きました。そこでも担当の方が

『実家を御社の釣君でリフォームしてもらいました。』とお話し頂きました。何か両方ともそう仰って頂くと・・・すっかり買う気になりました。」(笑)

当日、☆☆市で税理士勉強会があり鹿児島からお見えになった旧知の税理士さんと気楽になじみの料理屋さんに行っておりました。ご主人が趣味のある方で、床の間に「二匹の蛙」を描いた時季を得た軸がかけてありました。仕事も何回か御世話になりました。二人の仲居さんが食事が終わる頃、

「リフォームや不動産のチラシが良く入ってますね・・。」と笑顔でチラシをもってこられました。

多くの地域の方々に御世話になって仕事をさせて頂いているのを実感します。(感謝)

  人来たら 蛙となれよ 冷やし瓜    小林一茶

蛍(ほたる)

2006年06月11日(日)

梅
とある夜、久しぶりに自転車で帰宅しました。家まで15分余りかかります。

「前回自転車で会社に来たのは何時やったかなぁ・・・。遠い昔やなぁ・・。止めると全然のらんし・・。フー。」(嘆息)

法川を越えようとしたところ、堤防になにやら虫取り網をもった子供の影法師が・・。

「!」

自転車を止めたら川にゆらゆらと蛍が飛んでおりました。

会社の近所を流れている法川には蛍が初夏の風物詩として舞います。

一昨夜も遅い時間に親しいお客様がPCの相談に会社にお見えました。見送りがてら会社の中庭に出て、冗談を言っておりました。

何かカイズカの植え込みでかすかに光る物があるので行ってみますと「・・・あらら・・蛍が・・・。」カイヅカの中におりました。風で流されてきたんでしょうね。

花鳥風月・・も良いものですね。

写真は会社の植え込みでとれた梅です。我が家で梅干しにします。

   青梅に 眉あつめたる 美人かな  蕪村

煙雨

2006年05月20日(土)

茅の台 煙雨
市内の分譲地で住宅の地鎮祭がありました。あいにくのそぼ降る雨に新緑が煙っておりました。

「大神様にお祭りし・・・。今日の雨は恵みの雨・・。鍬入れのエイ!エイ!エイ!のかけ声は・・当家の弥栄(いやさか)を祈る栄のエイ・・。」(宮司さんご挨拶)

「雨降る中ではありましたが、靄(もや)がかかり神聖な雰囲気の中で地鎮祭が出来ました。」(担当者日報)

ご夫妻・かわいいご子息と関係者一同心をひとつにして工事の無事を祈りました。

分譲地からの小雨に煙る水田の眺めは「瑞穂の国」にふさわしい美しい風景でした。新緑みずみずしい山の端に煙雨たなびく様は一幅の絵のようでもありました。

年々歳々、季節の移り変わりを味わうようになり、自分がこの美しい風土にとけていくのを感じます。

  美人系の 朱線引かばや 燕(つばくらめ)      碧梧桐

秘すれば・・

2006年04月30日(日)

牡丹旧社屋 紫
休みを取って北海道に行って来ました。道東を巡る旅で阿寒湖や霧多布湿原・大雪山系の山々の雄大な自然の眺めを楽しんできました。

数日ぶりに出社しますと中庭の八重桜が満開で、一昨年(おととし)旧社屋に20株ばかり植えた牡丹が一斉に咲き始めていました。寒肥えを撒きましたので元気よく咲いているように思います。

お客様の○○さんが奥様とお見えになり、(牡丹の苗を頂いたり寒肥の連絡を頂きました。)

「米田君、牡丹が咲き出したでぉ・・。いけ方教えたろか・・。」

ということで鋏を片手に花壇?に行きました。

来年咲かせるために2枝ほど残して切るそうです。切り口は火であぶり炭化させると長持ちするそうです。(考えただけで熱そうですが・・!)

「牡丹はあまり目立つように植えんほうがえぇ・・。中庭にちょっと覗いたらあるくらいがよい。華やかな花やでのぅ・・。」

    ・・・・・

会社の帰路、路上でばったり以前お宅を建てて頂いたご近所の奥様にお目にかかり、牡丹を手渡しました。

「まぁ、嬉しい・・・・。」(笑)

自転車で持って帰っていただきました。

先週の日曜にも畑にキュウリやトマトを初めて植えました。花をいじったり、そんな時間が楽しいように思います。先代も熱心に畑をやったり木を植えたりしておりましたが、自分の「時間の調節」をやられていたんだろなぁ・・と思います。

         秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず       「花伝書」別紙口伝 世阿弥

牡丹白入り口アップ

海棠(かいどう)

2006年04月23日(日)

海棠
春のある日、知人から

「庭の海棠が咲いたので、食事に来ませんか?」とお誘いを受けました。会社のお客様である○○さんと宵の口にお訪ねしました。

二階の座敷からの中庭のピンク色の海棠の花びらの眺めが見事でした。座敷の床の間には書院もついており、欄間も凝った造りでした。

○○さんが、

「この欄間は近江八景を描いてありますね・・。これが瀬田の唐橋・・これが彦根城・・これが三井寺の晩鐘・・これが矢橋の帰帆・・これが堅田の落雁(雁が降り立つ様)・・石山寺の秋月・・浮堂・・紫式部がここらで源氏物語を書いたのではないですか・・?桐の目を使って霞たなびく様を表しています。・・・隠し絵に万年亀と鶴が入っていますね・・。」

「へ~え??」(パチクリ)

「中国の湖南省の洞庭湖の瀟湘八景が本歌(おおもと)です。中国の景勝の地です。」

「へ~え??」(パチクリ)

「そういえば神奈川県にも金沢八景と言う地名がありますね・・・。富嶽三十六景も・・・。」

「書院も電球の替え球みたいなものを置かず、硯と筆くらい置いてもらわんとあきませんな・・。」

「は~い。」(小声)

そんなお話を聞きながら春の宵は暮れていきました。

   外にも出よ 触るゝばかりに 春の月     中村汀女

紅匂う(くれないにおう)

2006年03月30日(木)

しだれ梅Ⅰ

数日来の寒さの中、春が確実にやってきております。梅の花や連翹(れんぎょう)がとても華やいで見えます。桜の開花も間近です。

会社の中庭のしだれ梅も満開になりました。

以前に御世話になっている信用金庫の理事長さんをこの時期にお訪ねしました。

「米田さん。桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿といいましてな・・・。」とお話し頂きました。村夫子然としたご風貌と春風駘蕩たるお人柄を懐かしく思い出します。

若年の頃、湯川秀樹博士の自叙伝を読みました。序章の最後の一行に生家のことを

「・・歳ごとに紅梅の美しくにおう家であった。」と書いてあり「非常に美しい文章・・」と感じたことがあります。

間もなく、梅の花弁が、散りゆく様を眺めるのも良きものです。しばらくは春の訪れを楽しみたいと思います。

春雨の ものがたりゆく 蓑と傘           与謝蕪村