お風呂のよもやま話

こんにちは、お風呂好きの小林正弥です。                                                                                                                                         

お風呂好きの日本人ですが、欧米人と比較すると、好むお湯の温度が違うのだとか。欧米では好まれるお風呂の温度が体温より少し高い40℃までなのに対し、日本人がちょうど良いと感じる温度は43℃くらいで、熱いお湯を好む傾向があるのだそうです。しかし、43℃のお湯に10分間浸かると1000メートル走ったのと同じになります。心臓に負担をかけないためにも、高温での長風呂は避けたほうが良いでしょう。ちなみに、湯温は、38℃以下を低温といい・38℃から43℃を中温・43℃以上を高温といいます。また、お湯に入ると身体は浮力を受けて軽くなります。仮に体重70㎏の人が首から下がお湯に浸かると重さは6.86㎏。水中では空気中に比べ、おおよそ10分の1程度の重さになるそうです。お湯の中では、力の弱ったお年寄りでも、普通は動かすことが出来ない手足も動かすことができます。このため、お年寄りや筋肉マヒの患者さんのリハビリにも、入浴が取り入れられているようです。高温での長風呂は身体に大きな負担がかかるので注意しましょう。