1. 断熱リフォームとは

リフォームをされる目的は、見た目をきれいしたり、定期的なメンテナンスだったり、居心地のよい住まいにしたかったり、さまざまです。
せっかくリフォームしようと計画したならこの機会に将来を見越して、日々のランニングコストを抑え子どもや高齢者にも住みやすい家、健やかに暮らせる家、そんな家自体の性能を向上させるリフォームを検討されてはいかがでしょうか?
性能をアップすることで10年先、20年先まで快適な住空間が保てます。そんな性能を向上させるリフォームが「断熱リフォーム」です。

夏と冬の断熱リフォームのイメージ

今のお家が、猛暑日の酷暑も、極寒の冬も、
一年中快適に暮らせる家になる♪
ミラクルなリフォーム

断熱リフォーム家の詳細説明図

外気の影響を受けるところをしっかりガード。
なのにバッチリ換気。

2. 断熱リフォーム
4つのメリット

快適性

夏は涼しく
冬は暖かい
1年中快適な空間

健康的

部屋間温度差がなく
ヒートショックが起こらない

経済性

空調効率がアップ 光熱費が大幅に下がる

環境貢献

CO2を大幅削減 地球環境に貢献

家の中で快適に過ごす様子

快適性

夏涼しく、冬暖かい1年中快適な空間

断熱リフォームによって、エアコンの効きがよくなり、省エネルギーで家中快適温度に保つことができます。
それにより、学習効率がアップしたり、気密性がよくなる遮音効果により、静かでより快適な暮らしが実現します!

年間17,000人が亡くなるヒートショックの原因は、家の中の温度差が原因

健康的

部屋間温度差がなく、
ヒートショックが起こらない

ヒートショックをご存知ですか?
実は家の中の温度差が原因で、年間17,000人もの人がなくなっています。断熱リフォームで部屋間温度差がなくなることで、このリスクがなくなります。
もちろん風邪をひく率も低下、近年の温度上昇により深刻化している家での熱中症にも効果あり♪

断熱リフォーム後の一般住宅との年間冷暖房費の差は12.7万円

経済性

空調効率がアップ、
光熱費が大幅に下がる

断熱リフォームによって、空調効率が格段にアップ!それによる光熱費の大幅ダウンが可能になります。
断熱住宅の調査では、年間の差額は127,000円!
これからの30年間で3,810,000円という金額に。経済的にも快適な暮らしになるということですね♪

地球温暖化をSDGsの取り組みでストップしよう

環境貢献

CO2削減・地球環境貢献

CO2排出量の増加により、地球温暖化が進み「このままでは地球は人の住めない星になる」とも言われています。地球的規模でSDGsの取り組みが叫ばれる中、家庭で排出するCO2の削減に、あなたも断熱リフォームで貢献することができます。そしてそのためにMAX300万円の補助金も用意されています。

3. どうして住まいの
「暑さ・寒さ」が
おきるのか?

家の「暑さ」と
「寒さ」の原因

夏と冬の季節による熱の移動の変化

冬は暖まった部屋の中から寒い外に熱が漏れ出し、反対に夏は暑い外から部屋の中に向かって熱が侵入するからです。
熱が移動すると冷暖房の効きが悪くなり、室温の低下・上昇につながります。
室温低下・上昇は「暑い・寒い」と感じるだけでなく実は健康に大きく影響を与えるということがわかってきています。

4. 昭和の家は
ほとんど無断熱?!

冬場、家の中でも寒さを感じることはありませんか?古い家は断熱性が低いのが寒さの大きな原因

近年新築ではもはや寒い家なんて・・・というくらい高気密、高断熱でしっかりと施工されているのがほとんどです。
それは住宅の省エネ基準が昭和55(1980)年に制定され、平成4(1992)年、平成11(1999)年に改正・強化されました。
さらに平成25(2013)年には住宅の外壁や窓などの「断熱性能」に加え、設備の性能や省エネをを総合的に評価する「一次エネルギー消費量」基準が加わり、建物全体でエネルギー消費量を減らす基準が導入されたからです。

5. 住まいの
「暑さ・寒さ」が
健康に関係してる?!

寒さ「ヒートショック」、暑さ「熱中症」、結露「アレルギー」のイメージ

家の寒さは「ヒートショック」、暑さは「熱中症」、結露は「アレルギー」という健康リスクにつながっています。これらのリスクを少なくするためには、家の断熱対策や遮熱対策が必要になります。

6. 断熱で結露も防げる?!

アトピー、喘息、アレルギー性鼻炎患者の主なアレルギー一番の原因はダニ

冷たい外気が窓の表面温度を下げて、水蒸気を含んだ室内中の空気が窓に触れると、結露が発生します。
結露はダニ・カビ・ホコリ等の温床となりアレルギーを引き起こすきっかけに。

7. 断熱リフォームって
節約になる?!

高断熱住宅による冷暖房費の差のグラフ。30年間で約250万円の冷暖房費の差

断熱性能が高くなるということはそれだけで熱漏れが少なくなり、冷暖房効率が上がることで冷暖房費用の節約につながります。
断熱性の低い住宅と、省エネ基準を満たし家全体が断熱された住宅では、30年間で約250万円の冷暖房費の差が見られました。

8. 断熱リフォームの種類

断熱対策方法の一例をご紹介します。
窓や玄関などお手軽にリフォームできて効果の高い部分から、空間ごとの壁内の断熱などあります。

外張り断熱工法・内張り断熱工法があります。

外張り断熱工法

外張り断熱工法

既存の外壁はそのままで、付加断熱パネルを外壁の上から覆う工法。

メリット
家を丸ごと断熱材ですっぽり包み込むイメージなので、断熱効果は非常に高いです。家全体の気密性をしっかりあげたいならおすすめですまた家全体の性能が上がるので今まで使っていなかった屋根裏や床下を有効活用できるようになります。

デメリット
外壁の上にが壁を張るので外壁の厚みが厚くなり、費用も高額になります。

内張り断熱工法

内張り断熱工法

・外壁と内壁の間に断熱材を封入する断熱の工法。
・今の内壁の上に上貼りする工法。

メリット
人が集まるリビングやトイレ、寝室など空間ごとに区切って施工が可能です。外断熱よりも費用が安いというメリットもあります。部分の断熱となるので、その分だけコストも抑えられます。

デメリット
外断熱のように建物全体を包み込んではいないため、隙間ができてしまうので気密性は外断熱より劣ります。気密性の低さから、結露が起きやすいという面もあります。

窓の遮熱性と断熱性を高めることによって外気温が室内に伝わりにくいため室温の上昇、低下を軽減することができます。防音効果もあります。

LIXILインプラス

内窓工法

今ある窓の内側にもう一つ新しく窓を設置することです。

メリット
"部屋の断熱性能や気密性をアップさせ、騒音や結露などを減らすことができます。
部屋のイメージに合わせたフレームを選べるため、インテリア性も高くなっています。
用途によってガラスも変えられるので視線カットをしたければ和紙調ガラスやフロストガラスなどがあります。工期も最短半日と短いので手軽にお考え頂けます。

デメリット
開閉する際2度開閉しないといけません。窓の内側窓を取り付けるので窓を拭く面積が増えます。
元の窓のカギがあけにくくなる場合もあります。

内窓なし
内窓なし

内窓あり
内窓あり

窓の外

窓の外

強い日差しをコントロールできる「LIXILスタイルシェード」。窓の外側で紫外線や太陽の熱を遮るので室温の上昇を抑え冷房費の削減になります。室内への紫外線量を抑えるので家具や床、壁の日焼けを軽減します。

玄関

玄関

玄関や廊下の冷え込みが厳しくリビングから廊下に出ると寒かったり、夏が外出先から帰ると蒸し風呂のようになっているなどの悩みを軽減します。玄関の室温を一定に保ち換気機能のあるものだと湿気やニオイに有効です。

浴室

浴室

ユニットバスの交換、取付や浴室暖房機は浴室の室温低下を防ぎます。窓がある場合合わせて内窓を取付けるとより効果的です。