某日東京出張で夜会食があり、翌朝440にホテルを出る。
ごろごろと坂道をキャリーバックを転がし赤坂見附駅に至る。
国会議事堂など近い為、警護のお巡りさんが立っておられ朝の挨拶をする。
始発とおぼしき地下鉄に乗る。
1000の地鎮祭に向かう為、いつもは新幹線だが珍しく羽田空港に向かう。
浜松町からモノレールに乗る。
明け方の京浜運河を臨む。
羽田空港に着いて搭乗手続きを済ますと丁度600になり、売店の電灯が点灯。
おにぎりを買い、通路にあるテーブルで簡単な朝食。
搭乗すると飛行機は長々と空港の中を廻り、桟橋を越え離陸を待つ飛行機の行列に並ぶ。
朝やけの中で大きな飛行機の行列は何とも言えない不思議な気分。
臨席の窓際の席が空いていた為CA(キャビンアテンダント)に促され窓際に移動。
順番が来てあっという間に離陸。
途中御前崎とおぼしき上空を通過。天候が良い為陸地がよく見える。
少し本を読みながら、時々下界を見下ろす。海と陸地の堺あたりが判りやすい。
・・・まもなく高度を下げながら旋回し奈良あたりの山岳部の上空を飛ぶ。
刈り入れされた田や集落、箱庭のような景色が美しい。
生駒の山を越えると左前方に空港が見えてきた。
八尾空港らしい?
丁度空港のすぐ近接で工事の計画があり、弊社の営業・設計担当者が当局に打ち合わせに通っている。
「どの辺かな?」
と目をこらして見る。
大阪城が見えてきて高層ビルが沢山見えてきた。
高度もぐんぐん下がる。
「・・・あっ!」
昨年神戸市西区へ移転の工事をさせて頂いたお客様の旧工場が見えてくる。
現在は解体、整地され、別の事業者で杭打ち工事が始まっている。
隣の電器の量販店で直ぐに判った。
阪神高速池田線の横の音楽学校の大きな建物も解体工事が始まっている。
たしか屋上に大きな◯印に「♪」のマークがペイントしてあり、何時も飛行機の上から「判りやすいな〜^^」と眺めていたがもう見えない。
数日前池田線を通ると大きな大きなH型鋼の梁がむき出しになっていた。
・・・まもなく阪神高速道路の上を横切り着陸態勢に入る。
三田の長年懇意にして頂いている化学薬品会社のお客様の旧工場が大阪伊丹空港の航路の真下と社長様に伺ったことがある。
「どのあたりかな・・・?」
と下を見下ろす。
無事会社に930に到着し、地鎮祭には間に合いました。
快晴の中の住宅の地鎮祭でした。