社長ブログ

しゃちょうちゃん・・

お客様

子供 シルエット
リフォーム工事の竣工挨拶に伺いました。丁度庭の畑にお母様がおられ、「コーヒーを入れますので・・。」ということで、玄関に招き入れていただきました。娘さんご夫婦から工事を依頼されました。

『担当の○○さんがいい人で・・大工さんも左官屋さんも良い方ばかりでした。寒い時期でしたので私も娘も・・極限の状況までなりました。しかしいい人ばかりでしたし、細かく注意してやっていただきました。亡くなった主人に「お父ちゃん助けてよ・・。」と祈りました。・・ご先祖さんのおかげで・・。今度△年生になる孫(女の子)も「○○ちゃん○○ちゃん・・。大工さん大工さん・・・。」と呼んで呼んでするので・・「大工さんの耳にたこが出来るで・・」といいました。バレンタインのチョコも孫が○○ちゃんと大工さんとお爺ちゃんの分を作りました。・・』

機嫌よくお話頂きました。
帰り際、娘さんがお二人のお子さんとお戻りになりました。

「○○ちゃんの社長さんやで・・。」
「しゃちょうちゃん・・??」(下の男の子)

皆で私の車が遠くになるまで見送っていただきました。角を曲がったところで、皆さんに向かって窓から手を出して振ったために、危うく路肩にぶつかりそうになりました。(汗)

深く深く感謝いたします。

花のした

芸術

清水寺 桜
清水寺で会があり行って参りました。森清範貫主の法話を聞かせていただき、小堀遠州作ともいわれる見事な庭園を見せていただきました。

桜が丁度その日から一気に咲き始めたようで、全山善男善女でにぎわっておりました。2代前の貫主であられる大西良慶和上(108才まで生きられた。5つ子の名づけ親として有名。)の「ゆっくりしいや」の文章の中に、この百年を評した言葉があります。

「ただね。これだけはいえるの。私がこの清水寺から眺めてきた景色やね。その景色が変わったかどうか。それだけは、実際に、この眼でたしかめてきた。世の中が変わった、様子が変わったという。けれども、この山の上から京都市中を見おろしている景色としての全体印象をまとめてみると、あんまり、変わってないのね。・・・・平常心これ道なり、でね。心静かに、大きな事を思わんと、足元を見て、怪我あやまりのないように進むことやね。京都が千年、王城の土地として栄えてきた秘密もそこにある。山を望まず、海を望まず、京都は京都らしく、静かなきれいな心で維持されてきた。・・」

高低差のある清水寺からの眺めはまさにお言葉通りのように思いました。

  願わくは 花のしたにて春死なむ そのきさらぎの望月のころ  西行

紅匂う(くれないにおう)

自然

しだれ梅Ⅰ

数日来の寒さの中、春が確実にやってきております。梅の花や連翹(れんぎょう)がとても華やいで見えます。桜の開花も間近です。

会社の中庭のしだれ梅も満開になりました。

以前に御世話になっている信用金庫の理事長さんをこの時期にお訪ねしました。

「米田さん。桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿といいましてな・・・。」とお話し頂きました。村夫子然としたご風貌と春風駘蕩たるお人柄を懐かしく思い出します。

若年の頃、湯川秀樹博士の自叙伝を読みました。序章の最後の一行に生家のことを

「・・歳ごとに紅梅の美しくにおう家であった。」と書いてあり「非常に美しい文章・・」と感じたことがあります。

間もなく、梅の花弁が、散りゆく様を眺めるのも良きものです。しばらくは春の訪れを楽しみたいと思います。

春雨の ものがたりゆく 蓑と傘           与謝蕪村

雲海

社内, 自然

H18新入社員研修 2006.3.20
2006年度の新入社員研修が市内の○○山荘で始まりました。3名の新たな仲間が加わります。夏休みに1週間インターンシップに来てもらってますのでお互い良く慣れておりスムーズに研修が進んでおります。

山荘のあるところは標高400M位あり市内の山々が一望出来ます。天候によっては雲海を臨め、雲海の上で朝食となかなか贅沢です。山荘への道々、梅が沢山植えてあり、まだ肌寒いものの、陽の当たるところでは梅の花が咲き始めています。

高松で学生時代を送った△△さんは「福知山の寒さに驚いています・・・。」とのことでした。

若い3人の将来を大いに楽しみにしたいと思います。 
    
   薮の小家より入学の児が出て来   村山古郷

飛び魚

ブログ

泳ぐ 飛び込み
出張の帰路、山陰線で知人に会いました。車両に乗り込みますと

「米田君、ここここ・・。」と日ごろ敬愛する○○さんから手招きをして頂きました。

「旅は道づれ言うてのう・・・。」

車中、話に花が咲きました。

「・・プールやフィットネスにいっとるで、どんどん若返るで・・。最近はロートルの人とも話が合わんようになってのぅ・・・。ハハハ・・。」

「明日も髪の毛染めるでまた10歳くらい若返るで・・。△歳になるで・・。今日京都のホテルで女の人見たら生え際白うされてメッシュになっとたわいやぁ。あれにヒントもろて・・・生え際、白うしょうか・・?ほんでも・・・梟〈フクロウ)になってしまうでのぅ・・ハハハ・・。」〈笑)

『儂(わし)の泳ぐん・・めちゃめちゃ速いで・・。×秒で25M泳ぐで・・。儂がプール行ったら皆が「飛び魚が来た・・!」と言うわいや・・。』〈大笑)

「社長・・。梟(ふくろう)になったり飛び魚になったりで忙しいですねぇ・・。」〈笑)

春浅い車窓の景色の中、機嫌よく帰ってきました。