日曜日に家内とお昼頃からテニスクラブの練習に行ってきました。
「もっと左手を開いて~。左手が邪魔するからちじこんで、・・球が伸びないよ~。」
「ハイ!・・・ハイ!」米田
・・・
マッチ練習で・・・、
「手堅いね~。いつもの米田君じゃないみたい・・・。」(笑)
「良くなったで・・。」
・・・
雨にあたり早い目に帰宅。
お風呂に入りほっこりして独り言。
「俺・・・ラリーやったら自信あるし・・。」
家内は鼻をヒクヒクとさせながら、まじまじと顔を見て、
「・・・相変わらずビックマウスやね~。」(笑)
久方ぶりに、幼なじみのO顧問弁護士と会食しました。梅田の彼の事務所に行きますと大層喜んでくれました。
現在は梅田に7名の弁護士、東京神谷町に4名の弁護士を擁しています。鮨屋で気楽に飲みました。お互い五十路になり、話す内容もだんだんと親のことや子供の就職や進学のこと、健康のことなどになります。
18年前に米田組で大きな列車事故があり、新聞報道を見て、彼が中学校卒業以来、十数年ぶりに電話をくれ、弁護をかって出てくれました。
「米田社長・・・、これは簡単な事故じゃないよ。私が弁護団を組んで対処します。」
事故処理の為、少壮の弁護士として独立直後の彼が来福しました。某夜、彼と・・・人目もはばかられたため、市内某所で明け方まで飲みました。
・・・あの夜が、彼と私の原点だった気がします。
それ以来・・・折々に指針を与えてくれます。その後、彼は斯界でネット分野の第一人者にになり弁護士法人として東京にも進出しました。著述でもビジネス書のベストセラーを出版しました。
・・・一昨々年の年末、彼と彼の部下の弁護士2名と中華料理屋で忘年会をしました。
「O先生ところ、事務員さんの採用はどんなふうにされますか?」米田
「え~と・・・・、星占いとか・・・・??」N弁護士
呵々大笑・・・。
翌日山形市に部下2名と共に飛びました。老人介護分野で9施設を運営する古い友人に会うためです。とても元気そうでした。
「最近は(マスコミにも)露出も多くてね・・。」
お昼は蔵王スキー場に上がる途中の自然の中の大きな古民家でおそばを頂きました。
窓の外はしんしんたる雪景色で、思わぬ雪見酒・・・ならぬ雪見そば?となりました。
調度品も楽しく雰囲気を味わいました。
話詰めに話して、仙台空港で別れました。
別れ際、
「米国やったら、HUGするんやけど・・・。」と言いながら、彼に笑顔でHUGして別れました。
・・・良き友、良き料理の二日間でした。
駅南店PLUS+YONEDA(お部屋探しとリフォームのお店)に寄りましたら、すっかり春めいたしつらえがしてありました。丁度お部屋探しシーズンの真っ盛りです。スタッフも張り切っている様子です。
市内を車で走っておりましたら、福知山城に五色の旗が気持ちよさそうにひるがえっておりました。
何故か高校時代の教科書に書いてありました、詳しくは忘れましたが、「・・酒旗の風・・」の言葉の入った中国の詩を思い出しました。インターネットで検索すると、有名な「千里鶯啼いて緑紅に映ず・・・」ではじまるの七言絶句の一節でした。
古文の先生がなんともいえない春風駘蕩たる様子でおおらかに詩の説明をしてくれたことを思い出します。目の前に中国の春の山村の景色が見えるようでした。
いよいよ春ですね。
江南の春
千里鶯啼いて緑紅に映ず
水村山郭酒旗の風
南朝四百八十寺
多少の楼台煙雨の内
杜牧
朝掃除をしようとして歩いていますと、○堀部長が上を指さしました。会社の植え込みの梅がほころび始めておりました。朝陽に梅のつぼみが輝いていました。
今日は気温は低かったですが、快晴に恵まれ、午前中に両丹日々新聞社様の印刷工場の地鎮祭を行いました。来賓の各新聞社の皆様も集まってこられ、皆で心を一つにしてお祓いを致しました。
「・・・此の斉庭を厳の盤境と祝い定め祓ひ清めて忌竹刺立(いみたてさした)てて、注連縄(しめなわ)引き廻し真榊立栄(まさかきたちさかえ)して招ぎ奉り座せ奉る掛け巻くも綾に畏き、一宮神社の主神(おおかみ)大地主神(おおことぬしのおおかみ)産土神(うぶすなのおおかみ)屋船豊受姫神(やふねとようけひめのかみ)・・・・」
と宮司様の祝詞が聞こえてきました。
「・・・故八十日日(やそかひ)は有れども平成21年2月7日の今日の生日の足日の吉辰(よしとき)に神随(かむながら)古き例(ためし)に大神等(おおかみたち)を厳(いつ)き奉りて地鎮(とこしずめ)の御奉仕(みまつりつかえ)へ奉る諸人等(もろびとら)大前に参集し御食御酒海川の幸々山野の種々を献奉り・・・。」
外で鳥(雲雀?)のさえずりが聞こえてきます。
機嫌良くお祓いを終え、皆で記念写真に収まりました。
来賓の方にも喜んで頂き、一人の方が「天候に恵まれ、・・・げんが宜しいね。」とおっしゃられました。
私が「雲雀(ひばり)も鳴いていましたね。」と言いますと、その方曰く「米田組さんが裏でテープを流されたのかと思いました。」(笑)
とても祝詞が心に響く地鎮祭でした。
所用があり京都に電車で行きました。福知山駅で知った方にお合いし、挨拶を交わしました。
「じゃここで・・・。」とホームでお別れしました。
無意識に、その方につられて同じ電車に乗りました。「・・タンゴ○○号大阪行き・・」の車内放送が・・。
「おっと・・・危ない!」
無事京都行きに乗りました。
車内では社員の読書感想文を読んだり(今回は今が旬の勝間和代さんの翻訳本と執筆本の2種類です。)雑誌を読んだり、・・・うつらうつらして過ごしました。
二条駅からタクシーに乗りました。ふと・・・誰かの視線を感じました。
個人タクシーの経理部長?があらたまった姿勢で私を眺めています。
あまり可愛いので運転手さんに話しかけますと、
「・・・両面テープでつけたんですわ。以前は商店なんかでみかけましたけど・・。」とのことでした。
「もう節分やで春ですね。」
「・・・以前は節分言うと壬生神社や吉田神社からピストンで往復するほどお客さんがおられたんですけど・・・。」との事でした。
・・・・・
用事を済ませ、帰りに歩いていますと、「プフォー~」とラッパの音が・・・。
お豆腐やさんのラッパでした。
・・・春浅い京都の時間もゆらゆらと過ぎていくようです。