スターの素質??

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博勝丸
お盆休みに、○○湾まで貝取りに行っておりました。2才上の従兄弟が船を持っているため2人で行きました。弟も誘いましたが東北へサーフィンに行ってしまいました。

弟曰く「・・かわいそうになぁ・・。(笑)◇◇(従兄弟)ちゃんも娘が嫁に行ってしもて・・子供に相手にしてもらえん同士・・ええ歳して貝取りか・・?来年は付き合うしな・・。よろしゅう言うといて・・。」

 港に90馬力の漁船が係留してあり、炎天下、湾内の隔絶した入り江に辿り着きました。そこから一人はひたすらスコップで海底を掘り、もう一人は黙々と篩(ふるい)で浅蜊をより分ける作業を行いました。なにやら炎天下、土木作業をしている雰囲気でした。家に持ってかえって、大蒜(にんにく)だけ入れて炒めたら「プリプリ」しておいしい事!

冠島
それから△△島に渡り、シュノーケリングをしました。外海に面しているため、海水の透明度が高く、潜るとびっくりするほど海水が冷たかったです。

やっていることは35年前とまったく同じで、以前は伝馬船だったのが、今は漁船に変わっただけです。 

 行きの車中でのこと、従兄弟曰く

「この間、◇◇カントリー倶楽部で◎◎杯にぶっちぎりで優勝したで・・。午前に廻ったときに37で上がってきて・・。優勝を確信したわ・・。上がり3ホールになると役員さんがギャラリーみたいに見に来て・・。『ようし・・みせたれ・・。』とテンションがあがってなぁ・・。最終ホールのパットは10Mくらいのスライスラインや・・。チョンと打ったらスルスルとはいってなぁ・。その瞬間『ワー!』と大歓声や・・。俺ってスターの素質あるで・・。」(笑)

「はっはっはっ・・お目出度い話やなぁ・・。」(笑)

みたいな調子で楽しんで来ました。

夜も更けて・・

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ムーンライト

「社長・・疲れないですか・・?」

「ん・・?」

「もう夜も遅いし・・。」

 ・・・ 

「う~ん・・お客様から元気をもらっている気がするなぁ・・。」

夜遅い時間に住宅営業の○畑君としばし話し込みました。丁度彼の担当のお客様が残業で遅い時間にお見えになり笑顔でお帰りになられたあとでした。私もたまたま資料つくりの用事がありパソコンに向かっておりました。

「最近は次々良いお客様とご縁が出来て有り難いです。・・以前は受注が重なる時期と空く時期が交互に来ましたが最近はコンスタントに・・・。以前は忙しくなると自分の時間が無くなり大変と感じた事がありましたが、最近は忙しくなると有り難いばかりで・・。」

「・・自分が追いかけたいと思うお客様のみ追いかけているので・・、本当にいい方ばかりとご縁が出来て・・。先日も△△さんが私たち夫婦を新居に呼んで頂きました。すごくご提案内容や会社や営業スタイルの事をよく言って頂いて・・。」

「先日の○○様の地鎮祭もご一家で7棟目の(お父上のマンションや貸家と・叔母様宅合計)地鎮祭でしたし・・、その地鎮祭の雰囲気がとても嬉しかったです。」

彼のすがすがしい話をとても嬉しく思いました。

  滝落ちて 群青世界 とどろけり          水原秋桜子

握手

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新幹線
東京への出張帰り新幹線に乗り込みました。その夜は京都でも遅い時間に用事があるために腹ごしらえと、お弁当とビールを買って座席に座りました。

 出発して「今日も暑かったなぁ~。」と思いながらお弁当をビールを飲みながら食べ出しました。ふと隣を見ますと受験生とおぼしき若者が古文?の参考書とともに座っていました。

「学生さん・・?」と話しかけました。

「いいえ・・浪人生です・・。」

「ふ~ん。家はどっちのほうなん・・?」

「茨木市です。」

「○△×・・。」

「◇□・・。」

みたいな調子で話が始まりました。

「へぇ~何処うけるん・・?」

「T大です。」

「・・・!えらいねぇ~。」

「高校の時はラクビ-をやってました。大阪は3校全国大会に出れます。地区大会の決勝まで行きましたがボロボロに負けました・・。」

ビールの軽い酔いもあり、彼もピザを食べながらしばし歓談・・。

「じゃましたらあかんで勉強しな・・。」

私も読みさしの本「落日燃ゆ」(城山三郎著)に目を落とす。何故か最近は東京裁判(極東国際軍事裁判)がらみの本に出会う事が多い。

京都駅で肩をたたきながら「がんばんなよ。楽しみにしとるで・・。」(笑)と握手して下車しました。

彼の屈託のない話しぶりの余韻に浸りながら、月明かりの京都の街を待ち合わせ場所に向かいました。

 

盛夏

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 最近早朝に起きて一日の準備をしたり、本を読んだり、犬の散歩をしております。ある時間になると鳥の鳴き声が「チュンチュン・・」ととてもにぎやかになります。この時刻はまだ涼しくとても爽やかな気分になります。

 夕刻会社で窓を開け放しておりますと、9号線の交通が少なくなったとき、どこからともなく「チュンチュン・・」と声が聞こえてきます。よくよく耳をすませますと向かいのボウリング場から聞こえてくる電子音です。一瞬、生きている鳥の声と錯覚します。耳に爽やかです。
 
 日曜日に社員の方の読書感想文や来春入社予定の方の課題図書の感想文を読んでおりました。今回は「マービン・バウアー マッキンゼーを作った男 (エリザベス・ハース・イーダスハイム/著 村井章子/訳 )と「建築のトラブルにみる常識・非常識」(荒川治徳著)と言う書籍です。

 読んでいる中で目に止まる一行がありました。自分の署名のところに

 「七夕願いを込めて 建築部 ○内」

と書いてありました。彼の文章は洞察も鋭く、読ませます。
そして・・・彼自身がなかなかの詩人です。

暑い昼下がり、爽やかな気分で感想文を読み終えました。

七夕

 
・・♪五(ご)しきの たんざく わたしが かいた
   お星さま きらきら 空(そら)から見(み)てる♪・・

        「たなばたさま」作詞者:権藤花代・林柳波

 

「!」

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 日曜日にパソコンのマウスのパッドが表面がはがれてしまい手が汚れるようになったので捨てました。(○上君がドイツのミュンヘンの見本市に行ったときにお土産に買ってくれたパッド。)月曜日に出勤して隣の席の○槻君に聞きました。

「どっかにパッド余ってへんやろか・・?」

「ないですねぇ・・。」

 午後になって会社に帰りますと先日退社したYさんがご主人と事務手続きに来ておられました。先日お貸しした子供さんの絵本を紙袋にいれて返して頂きました。紙袋にはお礼のカードが添えてあいました。

 家に帰って紙袋を空けますと一瞬絶句しました。

絵本と「疲労軽減」と書いたパソコンのパッドが入っておりました。

「朝の話聞こえたんやろか・・?」

パッド横長

「なあ、ホレイショー、天と地のあいだには哲学などでは計り知れないことが山ほどあるんだ。」                          ハムレット(シェークスピア)