百花為誰開

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桜 保育園
 陽気も良くなり、春爛漫となりました。

帰宅しますと高校時代のスキー部の恩師から葉書が届いていました。

「百花為誰開。」で始まる文章で近況が記されていました。

(春になって咲く花、その美しさは誰のためでもない。自分の生命の赴(おもむ)くままに「唯唯(ただ、ただ)」咲いている。)

某県のスキー連盟の役員として活躍されているようで、年に何回かお便りを頂き嬉しく思います。

 他日、家内の友人が愛知県の果樹農家の実家に帰られお土産にスイートピーを持ってこられました。

飾りますと春が家の中まで入ってきたように思います。

スイートピー

 
  かゝる代に 生れた上に 櫻かな   西原文虎

グッドタイミング!

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 所用があり、ご近所の80歳くらいになられるお爺さんをお訪ねしました。

○○部長とともに車でお宅の前にきますと、空き地でトタンをかたづけておられました。

グッドタイミング!」(○○部長)

挨拶をして、用件を話そうとしますと、お爺さんの方から切り出されました。

「米田組さん、いっぺん言おとおもとったんやけど・・・、以前に保育園の横の水路をきれいに掃除してくれちゃったなぁ・・。カラオケボックスの裏の水路掃除してくれてないか・・?ゴミをポイポイ捨てるんは・・・。(怒)」

「!」

「お爺さん・・。丁度昨日我々で水路の掃除をしました。(笑)言っても道路から20M位ですけど・・。大きなナイロン袋3杯になりました・・。」 

 以前から気になっていた水路の汚れを昨日△△さんと○○部長と朝のわずかな時間でゴミを会社に持って帰りました。お爺さんの考え=私の考えで・・まさにグッドタイミングでした。

 お爺さんにニコニコして頂いて嬉しかったです。

 

穏やかさ

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 娘の進学により、引っ越しに京都まで行っておりました。引っ越し先は北の方で大学や高校の集まった所です。近在には小堀遠州作といわれる著名な庭園やお寺があり、風情のある石畳もあり、一歩はいるととても閑静なところでした。お寺の塔頭(たっちゅう)の前には「拝観謝絶」の札が掲げてありました。禅宗で戒律の厳しい名刹と以前本で読んだ事を思い出しました。

 マンションの1階が商店になっており、休みのために空いておりましたので、バリカーを取って1トントラックを横付けしました。大家さんの年配のご婦人が待っていただいており、荷物運びをご親切にも手伝っていただきました。

 荷物の運び込みが終わり、一段落して家内と娘が片づけをしている脇で、ベットの上でうつらうつら・・と横になってまどろんでおりました。

 突然「ピ-!」という警笛。

 ベランダから見ると商店主さんが帰られたようです。
お詫びを言って車を移動させました。戻ってきますとまだ商店主さんがおられて、

「悪いね~悪いね~。四国から学生さんの親御さんが見えるので空けておかなあかんので・・・。悪いね~。」

と断りをおっしゃられました。
大家さんといい、商店主さんといい「とても親切で穏やかやなぁ・・。」と感じました。

帰路、ここ彼処の梅を楽しみながら帰ってきました。

白梅
  

 卒業す 片恋のまま ま、いいか       福地泡介

 

召しませ花を・・

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ブーケ
土曜日に住宅事業部のOB施主会「謝恩の夕べ」があり、140名あまりの方がお見えになり盛況裏に終了しました。ご近所のYさんによる手品や淑徳高等学校の皆さんによる踊りの羽子(はねこ)やエイサー、そして圧巻の太鼓を楽しんでいただきました。

ホテルで使った花が沢山あったために会社に持ち帰りました。会社にも花がたくさんあったため、週末でもあったので、一部社員に持ち帰ってもらいました。

月曜日に会社に外出先から戻りますと、花がなくなっていました。
女性社員に聴きますと

「隣の保育園に届けてきました・・。」とのことでした。

以前にもご近所の取引先の○○カーサービスさんの竣工式の翌日に○○カーサービスさんが式典で使った花を我が社へ届けていただきました。

とても気持ちが和みました。

Energy(エナジー)

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最近は協力業者さんからの仕事が活況です。

マンションを計画されたり貸家を計画されたりテナント事務所や住宅を計画されたりと順番に進んでいっております。

長年の取引なのでお互い気心が知れ、商談の最中、つい気安く四方山話に花が咲きます。

「・・○○工業団地をやったときは3万m2以上床面積があって・・・。」

「・・あのときは忙しくて忙しくて・・。九州から若い人を連れてきて・・。ほんでも社長・・よう儲かりましたわ・・・はっはっはっ・・・。」

会長ご夫妻と話していると何か気持ちにエネルギーが充満してくるように思います。

先日もロビ-に旧知の協力業者さんの社長がお見えになり

「・・こんなもん考えとるんじゃが・・。いっぺん見積もってくれや・・。」

といいながら図面を渡され、今一緒にしている仕事の打ち合わせもしながら「忙しい忙しい。」と直ぐに帰って行かれました。

先にも外出先から帰りますと同じく旧知の協力業者さんの社長さんから

「社長空いとりますか・・?」と連絡があり、

早速お見えになり「・・返事遅なっとりましたけど、計画進めてください。」とのことでした。

ともに助け合って仕事をしてきた仲間ですのでそんな話をしてますと・・・「本来自分がやらなければならない仕事」と感じます。

仕事仲間やお客様から沢山のエネルギーを頂いているように思います。

子供さんの絵2

     
着工式でお越し頂いたとても仲の良い5歳3歳の姉妹の絵