饒舌に・・。

2008年3月20日

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私の生い立ち
18日より本年度の新入社員研修がありました。3人の男性社員が加わりました。和歌山県田辺市・京都市・亀岡市からの入社です。

2日間研修を行いました。昼は座学で夜は連夜の歓迎会となりました。歓迎会の飲食店まで一人で歩く道すがら、朧月を眺めました。柔らかな夜気に包まれ、今年もこの季節が来たことを実感しました。

・・・

入社時に「私の生い立ち」なる作文を出してもらいました。3人とも力作ぞろいで、読み応えのある文章でした。

偶然の一致か?2名は寮生活の経験者でした。

「・・・私が思うところでは一番厳しい学校だったと思います。・・特に寮では、1年生のときに朝六時半にラジオ体操を始め、ラジオ体操にミスがあれば腕立てや腹筋をしたり、時にはグランドまで走りにいったりと、まるで軍人か何かと・・。」

「・・・・上下関係が厳しく、挨拶や規則が特に厳しかったです。寮なので挨拶や規則がまもられない場合は、廊下で正座2時間や、雑巾で往復20往復、また朝6時半からラジオ体操、学校の周りをランニングと刑務所のような暮らしが1年間続きました。」

面白い文章を書くのは△△君でした。

「気づいたときは家の前に私の姿はなく、慌てて辺りを見回す。すると車通りの多い車道のど真ん中で三輪車を駆る私の姿。男2歳半にして北を目指す。私を育てる上で・・・。

・・しかし二年生になったころひとつの出会いを経験し、その出会いが私を大きく変えた。無二の親友であり、兄であり、弟でもあるAとの出会いだ。」

各々の長文を読み終えて「う~ん。」と唸りました。

人に歴史あり・・。」ですね。

3人の将来に大いに期待したいと思います。

   言ひつのる  唇うつくしや  春の宵       日野草城

 

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