「建築に夢をみた」

建築

 安藤忠雄氏の表題の本を楽しく読みました。平易な文章でとても読み易かったです。

 「ともあれ、着工から1973年のオープニングに辿り着くまで14年間のエネルギーは莫大なものです。・・以降、二度とシドニーの地を踏むことのなかったウッツオン、単なる技術者としての範疇を超えて、ウッツオンの描いた夢を実現させたオブ・アラップ、そのプロセスをわが身の事として注意深く見守り続けた社会-人々が、建築に注いだ思いの強さが作品に漲る緊張感を与え、見るものに大きな感動を与えるのでしょう。・・ウッツオンがオペラハウスによって作ろうとしていたのは文字通り〈そこにしかできない場)としての建築であり、彼はオペラハウスによって、建築が単に人々の活動を受け入れる器であることを超えて、都市のイメージを変えるほどの力を持ちえるのだということを我々に示してくれました。シドニーの、シドニー港という場所だからこそ、あの美しいオペラハウスが生まれたのであり、また実現のために多くの人々が心を尽くしたのです。」安藤忠雄著「建築に夢をみた」(場をつくる)

 新卒者の採用で建築を学ぶ学生と話す機会があります。時々巨匠ル・コルビュジエ等の名前を聞く事があり建築の本を手に取るようになりました。
 ともあれ、本を読んで一行でも心に残る文章にめぐり合うとしみじみと「良かったなあ。」と思います。
 オペラハウス

有難うございました。

お客様

昨日より住宅展示場「hirasol」のグランドオープンイベントでした。2日間とも切れ間なくお客様にご来場頂きました。「南欧風の自然素材の家」と言うことでしたが、帰られる時のお客様のほころんだ顔が印象的でした。
西向きのため午後はとても暑ったです。

お向かいのランチハウスL様(17年前に弊社で施工させて頂きました)から「暑いから影になるうちの駐車場を使って下さい。」とおっしゃって頂いたり、たらいに氷を入れて(お茶冷やし用)持ってきて頂いたりしました。

ランチハウスLのご家族の皆様!本当に有り難うございました。