ちょっと幸せな気分・・・。

2009年7月10日

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週明けから長野県のK市と東京を廻ってきました。K市では旧知の会社の訪問でした。

「米田さんが来ると懐かしくて・・・。」

と大接待に預かりました。かたじけなくお世話になりました。

社長様とは米国・東南アジア・欧州をそれぞれご一緒した仲です。

K市から新宿へでました。車中から富士山の後ろ側が見えました。残念ながら笠がかかっていました。
 

東京では、はやりでしょうか・・・、JRの駅にベタベタと分かり易く標示がしてありました。

昼は時間がないために恵比寿ガーデンプレイスでパスタ屋さんに入りました。

案内の女性がニッコリ笑って、私の前の30代のカップルと私に

「3人様ですか・・・?」と尋ねました。

「いいえ。」(カップル)

「・・・・・・・・おじゃまむしになるし・・・。」(米田のつぶやき)

黒のワンピースのとてもよく似合う女性が、ニヤッと笑って私を一瞥しました。

・・・ちょっと得をした気分でした。。
 
 
出張中、高校時代の同窓会のメーリングリストに登録しました。登録の仕方がうまくいかず、

「貴君は誰・・。」みたいなメールが来て、やむを得ず投稿しました。

投稿しますと、思いかけず学校中の同級生から私あての書き込みが怒濤のように(大げさ)来ました。

「米田の名前懐かしいね。・・元気でやっているかい?」

「競走部○○です。・・・一度遊びに来いよ。」

「バスケ部△△です。HP見たけど、昔の面影ないね・・・。」

結構それの返事に忙しくしました。

俺って・・・結構いじられキャラ・・??

ちょっと幸せな気分の米田でした。
 
 
 
富嶽百景

 富士の頂角、広重(ひろしげ)の富士は八十五度、文晁(ぶんてう)の富士も八十四度くらゐ、けれども、陸軍の実測図によつて東西及南北に断面図を作つてみると、東西縦断は頂角、百二十四度となり、南北は百十七度である。広重、文晁に限らず、たいていの絵の富士は、鋭角である。いただきが、細く、高く、華奢(きやしや)である。北斎にいたつては、その頂角、ほとんど三十度くらゐ、エッフェル鉄塔のやうな富士をさへ描いてゐる。けれども、実際の富士は、鈍角も鈍角、のろくさと拡がり、東西、百二十四度、南北は百十七度、決して、秀抜の、すらと高い山ではない。

                                                       太宰治

 

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