人間が楽器を使わず口から様々な音を同時に出し、複雑なリズムパターンと組み合わせて音楽を作り出す人力リズム・パフォーマンス=ヒューマン・ビートボックスを操る人のことです。
古くは映画「ポリスアカデミー」に出てたジョーンズや、最近ではBJORKのアルバムに参加してたDOKAKA、業務用プリンタのCMに出てたAFRAなんかがそうですね。
(「ポリスアカデミー」おもしろかったですね。また観たくなってきました。若い方は知ってるのかなぁ)
口で音を出す行為は、人間が意思伝達する最も原始的なことですよね。しかしこのパフォーマンスはマイク1本で観る人を圧巻させます。正に職人技です。ホントに『音』としてもスゴイのですが、同じ四つ打ちのリズムを機械の様に延々とループさせたりと、まるでリズムマシンみたいに正確にリズムを刻みます。人間の体内時計ってスゴイですね。
私達にも関係ある現場の職人さん方もスゴイです。大工さんの墨1本の引き方、仕口の加工など機械では出来ない様な微妙な技を持っておられます。
今は色んな機能を持った物がどんどん生まれ便利な生活になっています。が、逆に言えばどうしても機械に頼りがちな生活、頼らないと生活出来ない状態になっております。様々な物を発明し発展していくのはスゴイことですが、人間は究極のナマケモノを目指しているのかという気にさせられることがあります。。。
人間が本来持っている超人的な能力や職人技が大切にされ、廃れない世の中であって欲しいですね。
ちなみに、自分自身にも何かスゴイ技術的能力が無いものかと少し考えてみた・・・・・何も思い浮かばん。。。