
家を建てるということは”暮らし方”を選ぶこと
「どんな家に住みたいか?」を考えるとき、多くの人は間取りや設備、立地やデザインに目が向きがちです。 もちろん、それらも大切な要素です。本当に大事なのは「どんな暮らしをしたいか」ではないでしょうか。
1.こんな”暮らし”の理想ありませんか?
・子どもと一緒に料理できる広めのキッチン
・リモートワークに集中できるワークスペース
・夫婦それぞれが気配を感じつつ、別の時間や楽しめる空間設計 などなど
こうした「理想の時間」を描いていくと必要な間取りや設備は自然と見えてきます。
2.変化する暮らしを受け止める家に 家族の形は時とともに変わっていきます。 子どもの成長、働き方の変化、親との関係、やがて訪れる夫婦二人の時間。 だからこそ”今だけ”で家を決めないことも大切です。
・子ども部屋は将来書斎に転用できる?
・間仕切りや可変性を持たせられるか?
・1階で生活が完結できる動線になっているか?
そんな視点も持っておくと「この家に長く住み続けたい」と思える設計になります。
3.家を通して”人生をどう過ごしたいか”を考える
間取りの正解は人それぞれです。大事なのは「理想の暮らし方」から逆算すること。
人生で何に時間を使いたいか?誰と、どんな時間を過ごしたいか?どこに心地よさを感じるか?
家を建てるということは自分たちの未来のストーリーを描き、選ぶことなのかもしれません。
おわりに・・・
「いい家を建てたい」という気持ちの先には「心地良く生きていたい」という願いがあるはずです。設備や機能も大事ですが、まずは「暮らしの形」から始めませんか?
スタッフコラム プランナー 長谷川このみ

衣替えですっきり暮らす
季節が進み、日中は汗ばむ日も増えてきました。そろそろ「衣替えしなきゃ」と思っている方も多いのではないでしょうか。実は衣替えは、ただ服を入れ替えるだけではなく、自分の暮らしや気分を整える絶好のタイミング。今回は、そんな”衣替え”をもっと気持ちよく、効率的に行うためのコツと「ときめき」を基準にした服の見直し術をご紹介します。
① 衣替えは”出す”ことから始まる
まずは、クローゼットやタンスからすべての服を一度出すのが鉄則。手間に感じるかもしれませんが、これをやるだけで持ち物の全体像が見え、無駄が一気に可視化されます。
②「今、着たい」服を選び取る
気温の変化を見ながら、これから2ケ月以内によく着る服を基準に選びましょう。
例えば・・・
●朝晩の寒暖差に対応できるレイヤードアイテム
●テレワーク用の楽だけどキチンと見える服
●梅雨時の外出にも使える撥水系アイテム など”今の生活スタイル”に合うかどうかが判断軸です。
③断捨離の基準:「ときめく」×「使ってる」
残った服の中から「これはどうしようかな・・・」と迷うアイテムは、次の2つでチェック。
●ときめくか? ➡ 着てワクワクする/自信が持てる
●この1年で着たか? ➡ 着なかった=今の自分には不要
重複アイテムも要注意!「似たようなシャツが3枚あるけど、実際着ているのは1枚だけ」なんてこともよくあります。
④収納は「見える×取り出せる」が基本
服をしまうときは、立てて収納orハンガーに掛けるスタイルがおすすめ。ラベリングや色別整理をすると、朝の支度がグッとラクになります。
防虫剤や除湿剤も、このタイミングで入れ替えると◎
⑤「選ぶ手間を減らす」ことは、日々を整えること
毎朝「何着よう?」と悩む時間が減るだけで、1日のリズムは意外とスムーズに回り出します。服を”選ぶ”エネルギーを最小限にすることは、忙しい毎日において大切な”戦略”でもあるのです。
衣替えは、単なる片付けではありません。自分の暮らしと向き合い、リセットし、整えるための「再起動ボタン」ときめく服とともに、気持ちのいい初夏をスタートさせましょう!
建設中現場のご紹介







