猛暑に備える！室内熱中症の対策

梅雨が明けて、いよいよ夏本番。
最近では「連日の猛暑日」が当たり前になりつつあります。
暑さ対策というと屋外をイメージしがちですが、実は室内熱中症になるケースが増えているんです。
お住まいの間取りや築年数にかかわらず、ちょっとした工夫や備えで、家族みんなが快適に、安心して夏を乗り越えることができます。
今回は、ヨネダのお家の、どんなお住まいにも役立つ実践的な熱中症対策をまとめてご紹介します！

今日からできる！住まいで実践する熱中症対策

エアコン＋空気を動かす工夫で涼しさUP

・エアコンの冷気は足元にたまりやすいので、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させるのがポイント。
・吹き抜けや階段があるお家では、上階に向けて風を送ると温度差が緩和されて◎
・空気が流れるだけで、体感温度は2～3℃下がることも！

暑さは「家に入れない」ことから！

・外付けのシェードやすだれで、日射熱をシャットアウト。
・特に南・西向きの窓には効果大！
※室内側に遮熱シートを貼る際は要注意！
Low-E複層ガラスの場合、日射が反射して熱がこもり「熱割れ」のリスクがあります。
施工前にガラスの仕様を確認し、使用は避けるのが安心です。

“いざという時”の備えで安心感UP！

・経口補水液・・・脱水症状の初期に◎。1歳以上から使用可能（用法を守って）
・ハンディファン・・・停電対策に◎な「充電＆乾電池両対応型」が便利
・クールリング・・・28℃以下で自然に冷えるタイプは繰り返し使えて経済的
・冷感スプレー／ジェル・・・服や肌に吹きかけてひんやり感をすぐ実感
・冷却タオル＋保冷剤・・・首や脇・足の付け根などを冷やすと効果的
・常温の水・・・冷たい水がつらいときは常温水を枕元やリビングに常備を！

4.夜の寝苦しさも熱中症の原因に

・寝ている間にも、コップ1～2杯分の汗をかくと言われています。
・就寝前と起床後に水を一杯。枕元にボトルを置いておくと安心。
・冷感寝具やジェルマットも効果的！
・エアコンは「除湿モード＋26～28℃＋風量弱め」がおすすめです。

5.毎日できる習慣で、夏をぐっと快適に

・朝の涼しい時間にしっかり換気 → 日中は窓を閉めて日射遮断
・外出前にカーテンや雨戸を閉めて「家に熱を入れない」
・寝る前に1時間だけ窓を開けて熱を逃がす
・湿度60％以下を目安に、エアコンの除湿モードも活用！

ちょっとためになる！熱中症対策の豆知識

手のひらを冷やすと体温が下がる？

手のひらや足裏には“AVA血管”という体温調節に優れた血管が多く、 保冷剤や冷たいペットボトルを握るだけでも体を効率よく冷やせるんです。

お茶・コーヒーだけじゃ水分不足に？

カフェインには利尿作用があるため、ノンカフェインの麦茶や経口補水液の方が水分補給に適しています。

ハンディファンが止まったときの救世主

実は一番頼れるのは、昔ながらの“うちわ”＋首元の保冷剤。
電池切れや充電忘れでも使えて即効冷却！

夜の脱水対策

寝ている間にも汗はかいています。
寝る前・起きた時の「常温水1杯習慣」で脱水リスクを大きく減らせます。

夏の入浴は逆に“涼しく”なる？

38℃くらいのぬるめのお風呂に浸かると、体の深部体温がゆるやかに下がり、寝苦しさ軽減＆熱中症予防にもなります。

家のつくりに関係なく、”暮らし方”で差がつく夏対策

新築のお家はもちろん、築年数が経っていたりリフォーム前のお住まいでも、ちょっとした工夫と知恵で、暑い夏を快適に乗り切ることができます。
ご家族の健康を守る、“夏の暮らし術”。
この機会に、ぜひ見直してみてくださいね！

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