
いよいよ梅雨の季節が近づき、雷が鳴る日も増えてきます。
雷は不意に起こり、時には
停電や家電の故障、さらに
感電事故のリスクもあります。
今回は、ご家族皆さまの安心を守るために、
家の中と外出時の雷対策をわかりやすくお伝えします。
1.雷から家電や家族を守るポイント:家の中
雷が近づいたらコンセントを抜く

アース線があっても雷の強い電圧変動(雷サージ)を完全に防げません。特に
パソコンはデータ保護のために注意が必要。雷サージプロテクターも併用するとより安心です。
水道・ガスの使用を控える

配管を通じて感電の恐れがあるため、雷の間は
水道やガスの使用はなるべく控えることをおすすめします。
窓やドアはしっかり閉める

雷と同時に風雨が強まることもあります。
窓やドアを閉めて家の中を安全に保ちましょう。
雷が収まるまで外出は控える
雷が鳴っている間は、できるだけ
室内で過ごし、安心安全を優先してください。
2.雷から身を守るためのポイント:外出時
梅雨時の雷は突然起こりやすく、外にいる場合の対処も大切です。
開けた場所ではしゃがむ!木の下はNG

雷が近づいたら、開けた場所では
高い木や金属のそばは危険です。雷は高いものに落ちやすく、
木の根元も感電リスクがあります。安全な建物や車に避難できない場合は、できるだけ
姿勢を低くしてしゃがみ、静かにやり過ごしましょう。金属製の物に触らない
傘や自転車、フェンスなど金属は雷の通り道になりやすいため、雷が近い時は触らないことが重要です。
屋内に避難できる場所を家族で確認する

外出先でも家族が合流しやすい
安全な避難場所を日頃から話し合っておくと安心です。
3.雷の豆知識&意外な注意点
雷は「音」よりも「光」が先に来る

稲妻(光)は一瞬で届きますが、雷鳴(音)は少し遅れて聞こえます。つまり、光った時点で雷はすでに近くにいます。音が聞こえる前でも、
光を見たらすぐ安全な場所へ避難を!
人工芝や濡れた地面は“感電ルート”になる!

雷は地面に落ちたあと、
水や湿った土を通って広がります。人工芝でも濡れていれば電気を通しやすく、足元から感電することも…。雨の日のグラウンドや公園でも油断せず、濡れた場所からはすぐ離れましょう。
雷鳴が遠くても安心できないワケ

「まだゴロゴロ遠いし大丈夫」と思ったら危険!雷は10km以上先からでも落ちることがあります。
特に高い木や電柱の近くは、側撃雷(そくげきらい)の危険が。
2メートル以上離れて、安全な場所に避難しましょう。
アクセサリーを外しても意味ナシ!?
雷は「高いところ」に落ちやすいため、人の持つ金属(メガネや時計)を外してもリスクは変わりません。それよりも
傘をさしたり、釣り竿やゴルフクラブを掲げたりする行動の方が危険。雷のときは姿勢を低く、が基本です。
家の中でも“完全に安全”とは限らない

雷は配線や金属サッシ、TVアンテナなどを伝って室内に入ることも。雷が鳴り始めたら、
窓際や壁際から離れ、できれば家の中心部で過ごしましょう。コンセントの近くも避けた方が安心です。
雷のリスクを知り、安全に過ごすために

これから梅雨の季節は雷が増え、思わぬ危険が身近に迫ることもあります。
雷は突然起こることも多いですが、
正しい知識と準備があれば被害を減らせます。 ぜひご家族みなさんで今回のポイントを共有し、
いざという時に落ち着いて行動できるよう備えて、安全で安心な夏を迎えましょう。【LINEポイント付与の仕方】
QRコードを読み取るか、QRコードを保存し、スキャン画面から画像を選んでください。

